厚生労働省認定。秦野市のインプラント治療が可能な歯医者

神奈川県秦野市平沢1152−1/小田急小田原線「秦野駅」よりバスで5分
「畑中」停留所下車すぐ・タクシー(車)で4分

診療時間
9:00〜13:00 / ×
15:00〜20:00 / ×
9:00〜17:00 / / / / / ×

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CTを使った治療

CTはなぜ必要?

CT

従来の平⾯的(2次元的)なレントゲンでは、診査・診断に限界がありました。CTはレントゲンの弱点を補い、今までのレントゲンでは見えなかったあごの骨の立体的(3次元的)な形態や神経の位置、骨密度まで把握できます。

これらの情報がわかるようになったことで、インプラント治療のほか、親知らずや歯の根っこ(根管)の治療、歯周病治療、噛み合わせ、入れ歯、顎関節の診断など、非常に広い範囲で有効活用でき、より正確な治療が可能になったのです。

CTを撮った方がいい場合は?

歯科治療において、CT撮影はとても役に立つ検査です。しかし、たくさんの情報が得られるとは言え、当院はむやみやたらにCT撮影を行うわけではありません。

CT検査には放射線が使われますので、当然、被ばくのリスクを考慮すべきです。当院では、患者さまが受ける被ばく線量と、CTから得られる情報のメリットを比較し、より患者さまの利益となる方法を選択しています。

被ばくを最小限に抑えるための原則 (ALLAの原則)をもとに、CTを撮影したほうがよいと考えられるのが、以下の4つのケースです。

  1. 下顎管とよばれる、あごの骨にある大事な神経が、2次元のレントゲンだと不鮮明でわかりづらいとき。(下顎管は太い神経ですが、そこから枝状に細かく分かれている場合があります。)
  2. インプラント治療や親知らずの治療時などに、下顎管を避けて処置ができるかをチェックするとき。
  3. インプラント治療や親知らず治療などが可能かどうか、2次元のレントゲンだと不鮮明でわかりづらいとき。
  4. 2次元のレントゲンでインプラント治療・親知らず治療が難しいかもしれないと判断されたとき。(CT検査の結果次第では処置可能な場合があるため)

CTを使い、治療の準備を綿密に

インプラント治療は外科手術を伴いますので、一般の歯科治療よりもさらに細心の配慮が求められます。誤って神経や血管を傷つけてしまうと、重大な事故につながる危険性があるためです。

当院では綿密な検査と治療計画を実施し、患者さまの安全を守るためにさまざまな取り組みと工夫を実施しています。

CTによるシミュレーション

CT検査で得られたデータをシミュレーションソフトに取り込むと、患者さまのお口の中の見えないところまで3D画像でリアルに再現できます。そしてこの3D画像上で、

  • あごの骨の量が十分かどうか
  • 周りの歯の歯根(歯の根っこ)の位置
  • 周辺にある神経や血管の位置

を確認することで、どこにどんな風にインプラントを埋め込むかのシミュレーションが可能になります。これにより、理想的なインプラント手術の計画が立てやすくなるのです。

「ガイド」を使った手術

シミュレーションの様子

綿密な検査とシミュレーションを行っても、計画通りの位置にインプラントを埋め込めなければ意味がありません。当院では、あらかじめ決めた位置に正確に埋め込みができるよう、シミュレーション結果をもとに「ガイド」と呼ばれる道具を、一人ひとりの患者さまのお口に合わせて作成しています。(ストローマンガイド使用)

実際の手術の際はこのガイドに沿ってインプラントを埋め込みますので、手術中の重大な事故を防ぎ、シミュレーション通りの治療ができるというわけです。

当院はこのようなシミュレーションシステムを導入し、患者さまにより安心してインプラント治療を受けていただけるような環境を整えています。

平沢歯科で使用しているCT

平沢⻭科で導入しているCT

当院のCT

 当院で導⼊している「KaVo 3D eXam」は、世界でも導入実績が多い歯科用CTです。被ばく線量が少なく、撮影時間がとても短いというメリットがあり、ハーバード⼤学やニューヨーク⼤学、ボストン⼤学など、歯科医療の先進国であるアメリカの有名⼤学病院でも、⻭科診断のため日常的に使⽤されています。

日本の場合、全国の⻭科医院へのCT導⼊率は数%と言われています。院内にCTを設置している⻭科医院は限られているのです。そのような状況を打破し、患者さまに少しでも安心していただける治療ができるよう、当院は2009年に日本で39台目にあたるKaVo 3D eXamを導⼊いたしました。

被ばく線量が少ない平沢歯科のCT

当院で使⽤しているKaVo 3D eXam⻭科⽤CTは、医科⽤CTと⽐べて10%未満の被ばく線量での撮影が可能です。

これはKaVo 3D eXam⻭科⽤CTが、歯科用コーンビームCTであることで得られるメリットです。従来のCTは扇状にX線を照射し、1次元検出器で読み取りを行います。しかしコーンビームCTの場合、X線を円錐状に照射し画像データを2次元検出器で読み取るため、X線照射装置を患者さまの周りで1回転させるだけで3次元画像を作成することができます。患者さまにあてるX線の照射量が少なくて済みますので、被ばく量を抑えられるというわけです。

また、撮影時の画質にも、被ばく量を抑えられる仕組みがあります。ほとんどの場合CT撮影では、画質を精密に撮ろうとすればするほど被ばく量が大きくなるものです。しかし当院のCTはヴォクセルサイズ(画質の精密度(粗さ)の設定)の変更が自由にできるため、患者さまに不必要な被ばくをさせずに済みます。当院では院長が患者さまの状態をしっかりと見極め、過去の症例と比較することで、画質の精密度を調整しています。この仕組みと工夫により、できるだけ被ばくを抑えたCT撮影が可能なのです。

平沢⻭科でCTを撮るメリット
  • 撮影時間が短く、画像処理スピードが早い

CTと連携したパソコンの導⼊により、撮影後すぐに画像処理・診査・診断までを行うことが可能です。また、術中・術後にすぐ撮影でき、術後評価や万が一のトラブルへの即時対応が実現できています。

  • いろいろな病院に行く必要がない

CTの導入前は、患者さまにわざわざ⼤学病院・⼤型総合病院等の施設へ出向いていただく必要がありました。現在は当院内で撮影から治療まで行えるようになりましたので、患者さまの手間を大幅に削減できます。

  • 1回の撮影で済む

当院のCTは撮影領域が広く、あごのすべてを1回で撮影可能です。部分ごとに数か所に分けるなど、何回も撮影する必要がなくスピーディです。

  • 撮影が楽に行える

医科⽤CTより圧迫感がなく、座ったまま気軽に撮影できます。患者さまに座っていただくことで撮影対象が安定するため、画像がぶれて再撮影が必要になるケースを減らせます。

  • 保険治療でも撮影が可能

親知らずや顎関節症、腫瘍・病巣やあごの骨の状態など、2次元的レントゲンで判断ができないものについては保険適用内でCTをご利用いただけます。

Premium CBCT 「KaVo 3D eXam +」

当院で使用しているCT「KaVo 3D eXam +」の特徴をご紹介している動画です。ぜひご覧ください。